タウコギ
実になったら、服にくっついて困るから、くっつき草とか言っていたけれど。
葉を食べてみると、菊のような香りが良い。
ジュースにして飲んでみた。
草は素朴にいいな。
昨日、急に怒られて、怒りの波動ってやつを喰らったおかげで、まだ、精神的にピリピリしていたけれど、草の生命力ってのは、こういうのこそ癒してくれそうだな。
・・・
突然、怒られることがあって、びっくりした。
その相手は、「全てあなたが悪い」というようなことを言っていた。
私は、「(こういう言葉のいざこざ。人間関係のいざこざは)フィフティフィフティで、どちらも悪い」と言った。
そしたら、相手は、もっと怒っていた。
この相手というのは、自分の親だ。
そして、「子どもは親の言うことに、全て従わないといけない。それが日本の伝統」と身を震わせて言う。
私は、「それは古い考え」と言った。
そうしたら、「親というのは古い考えだ」と相手は怒り爆発で言った。
「全てあなたが悪い」これ、こういう考えの人って、自分の中で序列が出来ていて、自分が反省するということは、その序列が崩れることになるらしく、それが精神の崩壊的な、ものすごいダメージになるらしいから、ものすごく怒るらしい。
って意味のことが、色々検索すると出ていた。
普通では分からない。私も分からない。そうなのかー。でもどうしたらいいんだ?
できるだけそういう人には近づかない方がいいって、誰もが言うね。
私もそう思う。
今まで、親であっても、無駄に近づかないように、自分の意見は言わないようにするしかなかったから。
でも、それが、自分の親ってことは、あるミッションだな。
こんなことで怒られる破壊力は、けっこう凄まじくって、自分が淡々と続けていることを、途中辞めにするほどの精神的ダメージを食らわせられるんだ。
それでも淡々と、自分の歩調を崩さず歩めるかっていうミッションだと思う。
あと、上からの不当な圧力に屈せられないか、っていうミッションでもあるな。
このミッションをくらっているいる人、一定数いるだろうな。
子どもの時は委縮していたし、対人恐怖症にもなるし、それを自分で治すため思春期には自分なりに苦悩したけれど、また大人になって穏便に反抗せずにいたんだ。
でも、なんと中年という年になって、改めて、自分を偽って、黙っていても、成長ないなあ、とやはり思うんだな。
でも、明日には、また従順な自分になっているかもしれないけれど。