ノミノツヅリ
小さい草。葉っぱは数ミリ。茎は茶色っぽい。
そのまま食べてみた。
味は、苦いけど、あっさりしていて、よく噛んで呑み込んだ時には、思わず笑顔になってしまう。
小さい草は、あっさりした味が多いかもしれない。
ここ一年間ほど、私は年配の方に対して、腹が立ったり、嫌な気持ちになったりして、悶々としていた。
今までは、そんなことなかったので、自分の中で解決しないといけない事が出てきたんだろう。
それで、もういい加減、この悩み事はクリアしたくなった。
だから、いつもの嫌だーと文句たらたらになる気持ちを堪えて、何故嫌と思うのか分析してみた。
自分の気持ちを分析するためにも、感情を、自分の中で止めずに、出しきってみた。
「あいつはバカだー」
遠慮せずに、感情を出したら、なんとその年配者はバカということになってしまった。
そうか、私は、年配者だから立派な人だと思いたかった。
だから、その年配者の方の稚拙な部分が見えると、腹も立つし、気持ち悪くもなっていたんだ・・・。
年配者だからって、人格者と限らないって、当たり前のことなのになぁ。
私の感情は、それを許せなかったってこと。そういう先入観があったんだな、きっと。
年配者=上の人と思わずに、態度では尊敬しつつも、対等な人として見ないとなぁ。